【リフォーム】浴室乾燥機の設置で快適に!後付けに必要な費用は?

浴室乾燥機は寒い季節に浴室を暖かくしたり、室内干しを可能にしたりと暮らしを快適にしてくれます。そんな浴室乾燥機にはどんな種類があるのでしょうか?また、設置にはどれくらいの費用が必要になるのでしょうか?

今回は浴室乾燥機のメリットやデメリット、そして設置に必要な費用について解説していきます。

浴室乾燥機とは?

浴室乾燥機とは、名前の通り浴室についている乾燥機のことです。現在の浴室乾燥機には以下のような機能がついています。

  • 浴室乾燥機能
  • 衣類乾燥機能
  • 暖房機能
  • 涼風機能
  • ミストサウナ機能(ハイグレード機種)

 

お風呂上りに浴室を乾燥させるほかにもさまざまな使い方ができるので、ご家庭によっては設置することでかなり便利になります。

ここからは浴室乾燥機のメリットとデメリットを詳しく比較していきましょう。

 

浴室乾燥機のメリット

浴室乾燥機のメリットには下記のようなことがあげられます。

  • 浴室内を温めることができる
  • 浴室内を涼しくすることができる
  • 浴室内で洗濯物を干すことができる

 

浴室乾燥機によって浴室内の温度を管理することができるため、夏は涼しく冬は暖かくでき快適な入浴ができます。

また、乾燥の機能により浴室内を洗濯物を干すことができます。部屋干し特有の生乾きの臭いなどもしにくいため、特に花粉症PM2.5が気になる季節には嬉しい機能です。

 

浴室乾燥機のデメリット

一方、浴室乾燥機のデメリットには下記のようなことがあげられます。

  • フィルターの掃除をしなくてはいけない
  • 洗濯物を干せるスペースには限りがある
  • お風呂に入りたい時間に入れなくなる

 

浴室乾燥機のフィルターには細かいホコリが溜まりやすく、汚れると健康的にもあまりよくないため定期的に手入れをする必要があります。

また、浴室内に洗濯物を干せるようになってもスペースは限られているため、家族が多いご家庭だとすべての洗濯物を一度に干すのは難しいことがあります。さらに洗濯物を干してあるときはお風呂に入れないので、時間帯を考えないと不便に感じることもあるかもしれません。

 

浴室乾燥機の種類

浴室乾燥機には種類がありますので、設置の前にそれぞれの特徴を知っておきましょう!

熱源は「電気式」と「ガス式」の2種類

浴室乾燥機の熱源には電気式ガス式の2種類があります。この2つの違いによって初期費用ランニングコストに差が出てくることがあるので注意しましょう。

電気式 セラミックヒーターやグラファイトヒーターなどに電気を流すことで暖房器具のように浴室内を温める方式。設置に必要なスペースが小さく済み、工事も簡単に行うことができる。
ガス式 ガスでお湯を沸かし乾燥機に循環させることで浴室内の温度を上げる方式。熱源機や配管の設置が必要なので初期費用が高額になる代わりに、ランニングコストを抑えられるメリットがある。

特にご家庭にエネルギー計画などがあるなら、よく照らし合わせて選ぶようにしましょう
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設置方法は「天井付け」と「壁掛け」の2種類

設置方法には天井付け(天井埋め込み)壁掛けの2種類があります。

天井付け 機械を天井に埋め込むことで空間をすっきりさせることができる。新築で浴室乾燥機を設置する場合はこちらの方法がとられることが多い。
壁掛け 既存の換気口を利用して設置する。後付けに適しているので、リフォームで設置する場合はこちらの方法がとられることが多い。

希望する方法での取り付けが可能かは事前に確かめておきましょう。
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浴室乾燥機のリフォームに必要な費用

浴室乾燥機のリフォームにいくらかかるのかは浴室乾燥機本体の価格と工事費の合計によって決まります。

浴室乾燥機本体の価格の相場 10万~15万円
工事費の相場 約5万円
リフォームに必要な費用全体の相場 15万~20万円

 

工事費の内訳は下記のようになっています。

  • 工費
  • 開口調整
  • 既存の機器の撤去
  • 廃棄処分
  • 空調工事
  • 電気工事

工事費には大まかな相場はありますが定価はありません。業者によってリフォームの価格は違ってきますので、業者選びの際は相見積もりで複数社を比較検討してみましょう