【例文あり】マンションのリフォーム前には「挨拶回り」でトラブル防止!

リフォームでご近所トラブルを起こさないためには事前の挨拶まわりが重要になります。特にマンションではご近所との物理的な距離が近くなりますので、挨拶まわりは必須でしょう。

では、マンションリフォームの挨拶まわりはいつ行えばいいのでしょうか。また、誰に何を伝えればよいのでしょうか?

今回はマンションリフォームの挨拶まわりについて解説していきます!

マンションリフォームの挨拶まわりの基本

リフォームの挨拶まわりをするタイミングは?

挨拶のタイミングはリフォームの1週間前を目安にしましょう。仕事で家を空けている方が多い平日は避け、土日の夕方に挨拶するのがおすすめです。訪問して留守だったお宅にはポストに手紙を投函しておくなどしておきましょう。

業者と一緒に挨拶するケースや別々に挨拶するケースもありますが、理想的なのは施主が先に挨拶にまわり、あとから業者がまわることです。施主が先にきていることによって、後から来た業者の説明を住民が受け入れやすくなります。

最近は挨拶まわりを業者に任せてしまう施主もいますが、その後トラブルになる可能性もありますので必ず直接出向くようにしましょう

 

挨拶をするマンションの範囲は?

マンションでの挨拶まわりは両隣、上3軒、下3軒8軒が基本です。また、リフォームの資材などを運ぶときに階段やエレベーターを頻繁に使いますので、階段やエレベーターの近くにあるお宅にも挨拶しておくと良いでしょう。

 

挨拶まわりで渡す住民への手土産は?

リフォーム前の挨拶では手土産をもって行くことが多いですが、品物は何を選べばよいのでしょうか?

挨拶まわりの手土産の相場は500~1000円ほどになります。アレルギーや好き嫌いがあるので食べ物は避けるのが無難ですが、付き合いが深く好みを知っている間柄であれば渡してもいいでしょう。好まれるのはいくらあっても困らないような日用品で、具体的には下記のような品物になります。

  • タオル
  • サランラップ
  • 洗剤

贈答品には改まった気持ちでお贈りするという意味合いでのし紙をつけます。表書きは「御挨拶」「粗品」と記しましょう。

 

マンションリフォームの際の挨拶例文

マンションリフォームの挨拶において、必ず伝えておきたいのは下記のような項目になります。

  • リフォームの期間
  • 工事する曜日や時間帯
  • リフォームの内容
  • 業者への緊急連絡先

これらにプラスして、特に大きな音が予想される日などが分かればそれらも合わせて伝えておきましょう。住民も騒音のタイミングが事前に分かればいくらか構えることができます

 

直接訪問して挨拶する際の例

口頭で上記の項目を伝えましょう。工期の日程と内容、業者の連絡先などは書面でも渡しておくと確認ができて親切です。
  • 今度リフォームをすることになり、ご挨拶に来ました
  • (〇〇に住んでいる〇〇です)
  • 〇〇のリフォームをすることになりました
  • 工事期間は〇日~〇日になる予定です
  • 何か問題などがありましたらご連絡頂けると幸いです
  • ご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします

 

メッセージをポストに投函する際の例

リフォーム前の挨拶はできれば直接行いたいですが、必ずしも在宅とは限りませんので、不在の場合はポストに手紙を投函しておきましょう。手紙の例文は下記のようになります。

〇月〇日から〇日まで〇〇〇〇リフォームをいたします。何度かご挨拶にお伺いしましたが、お留守でしたのでお手紙にて失礼いたします。
工事期間中はご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。お気づきの際は、〇〇(お施主様)またはリフォーム店までご連絡ください。心ばかりの品ですが、使っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。         〇〇(お施主様)

リフォーム会社名
住所
連絡先
担当者名

 

マンションリフォームはしっかり事前挨拶を

マンションリフォームの挨拶まわりは、その後リフォームを無事完了させるのに大きく関わってきます。挨拶まわりの際はしっかりとお詫びの気持ちを伝え、その後も工事の進捗を伝えることで円滑に工事を進めましょう。

また、リフォームが終わった後も完了の報告にまわることによってより丁寧な印象になります。おかげさまでリフォームが無事終わったこと、今後もよろしくお願いしますと挨拶することで、リフォーム後もより良い関係を築いていきましょう。