特に大規模なリフォームになると、家の中の家具を一度どこかに移動しなければいけなくなります。少量の荷物で済めば問題はありませんが、大きかったり量が多かったりすると移動は大変になります。
リフォーム中の家具はどうしたらよいのでしょうか?
リフォーム中の家具はどうする?3つの方法
家具を移動させる
まずは家具を移動させる方法です。リフォームの現場となる部屋から家具家財を運び出し、別の部屋に移動します。空き部屋があるなら家具の保管に余分な費用をかける必要もなくなるのでおすすめの手段です。
しかし、リフォーム工事によりただでさえ狭くなる生活スペースが移動してきた家具家財によってさらに圧迫されることになります。家具の量によってはリフォーム期間中は少し窮屈な思いをするかもしれません。
家具を処分する
2つ目は家具を処分してしまうことです。リフォームの機会に一度お部屋の家具を見直してみると、思ったよりいらないものも多いかもしれません。これを機にいらない家具や古くなった家具を思い切って処分してしまいましょう。
家具の預かりサービスを使う
家の中に家具と保管しておくスペースがない、処分できる家具もないという場合は家具を預けられるサービスを利用しましょう。家に家具を保管するのに比べていくらか費用がかかってしまいますが、生活スペースが圧迫されることがないのでリフォーム中の生活を快適にすることが出来ます。
家具の預かりサービスとは?
自宅の大がかりのリフォームや、引っ越しで退去と入居のタイミングがずれてしまった際などに家具を預けるのに便利なのが家具の預かりサービスです。家具をどこかに預けようと考えているなら、大きく下記の2つの方法がおすすめです。
- トランクルームやレンタル倉庫
- 引っ越し業者の荷物預かりサービス
トランクルームやレンタル倉庫
トランクルームやレンタル倉庫は家財や荷物を一時的に預けておける貸しスペースのことです。一般家庭の家財や荷物だけでなく、会社の書類やイベント資材などを保管しておくのにも使われています。
特に室内のスペースに保管するタイプはセキュリティや温度湿度の調節、遮光などの保存環境も整っていることが多く、大切な家財でも比較的安心して預けておくことが出来ます。トランクルームやレンタル倉庫は下記の点に注目しながら探してみるといいでしょう。
- 荷物の出し入れはしやすいか
- 保存場所の環境は良さそうか
- 自宅から遠すぎる場所や便の悪い場所にないか
大きな家財は運び出しの際にトラックや車を使うことがほとんどだと思いますので、トラックがどこまで入っていけるか、台車などの貸し出しがあるかなどは見ておいた方がいいでしょう。また、家財を長期間預けることになりそうなら家具が傷まないよう、保管場所の環境も気になるところです。
引っ越し業者の荷物預かりサービス
引っ越し業者の中には、荷物の一時預かりに対応している業者もあります。大がかりなリフォームの際は期間中に仮住まいに移動する方もいるかと思いますが、仮住まいへの引っ越しの際に預けたい荷物を回収してくれるならとても便利で嬉しいですよね。
基本的にどんな家財も預けることが出来ますが、不安なものがある場合は一度業者に相談しておきましょう。
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家財の保管も忘れずに!
リフォームとなると工事のことや生活のことに意識が向きがちですが、期間中の家財をどうするかも事前に考えておくべき大切なポイントになります。忘れずに準備しておき、万全の状態でリフォームに臨みましょう!