家に子ども部屋を作りたい!という希望のもと、リフォームを考えている方もいらっしゃるかと思います。そろそろ独立した部屋を持たせたい、内装をかわいらしくしたい、兄弟みんなで使えるようにしたいなど、ご家庭に合わせてニーズもさまざまあるでしょう。
子どもの成長に良い影響を与える部屋を作るには、一体度すればよいのでしょうか?

今回は子ども部屋を作るリフォームについて、ポイントを詳しくご紹介します!
子ども部屋をリフォームするときのポイントは?
部屋はリビングの近くに配置
子ども部屋は玄関から直接いける位置ではなく、リビングなどの共有スペースを必ず通るところに配置しましょう。このような動線にすると子どもがリビングを通るとき会話が生まれやすくなりますので、コミュニケーション不足を防ぐことが出来るメリットがあります。
狭くても個室であることが大切
子ども部屋は子どものプライバシーが守られていることが重要ですので、お部屋が広くなくても問題はありません。狭くてもいいので、ひとりの空間を作ってあげることを優先しましょう。
収納スペースを広くとる
子どもが成長するにつれ、子どもの持ち物はどんどん増えていきます。学校で使う勉強道具もそうですが、趣味で使うもの、おもちゃ、部活やクラブ活動で使うものなども合わせるとかなりの量になっていきます。子ども部屋が散らかるのを防ぐためにも、収納スペースは広く取っておきましょう。
子ども部屋に収納があることは、子どもが自分で片づけをする能力を育てることにもつながります。収納は使いやすいように子どもの手の届く高さに設置することで、自分から片づけをしやすくなります。
部屋は子どもの好きにさせる
子どものことを想って部屋にあれこれ家具を置きたくなる気持ちはわかります。しかし必要以上に親が子ども部屋を充実させることは、子どもの想像力を奪ってしまったり子どもが自室にこもる原因になってしまいます。
子ども部屋にあらかじめ設置するのは最小限にして、あとは子どもが思うようにさせてみましょう。
子どもが自立した後のことも考える
子どもが家を出る頃になると子ども部屋は必要なくなります。子どもが何人いるかにもよりますが、家に子ども部屋が必要なのは子どもが自立するまでの約10年間ほどということになります。
子ども部屋のリフォームを考える際は、子ども部屋が必要なくなったあとにどう使うかも考慮して検討しましょう。例えば夫婦どちらかの寝室として使い夫婦がそれぞれプライベートな個室を持ったり、空いた子ども部屋を丸々収納スペースとして使ったりと、そのご家庭のライフスタイルに合わせてさまざまな使い方が考えられます。人によっては自宅サロンを開業する方もいらっしゃいます。
子ども部屋は先を見据えて
子ども部屋は子どもの成長に合わせて使えるようにするのが大切です。また、子どもが自立して家を出た後にどうするかも考えておかなくてはいけません。そろそろ子ども部屋をとお考えの方は、先々を見据えて配置等を検討していきましょう。