【外壁塗装】失敗しない外壁色の組み合わせとは?

外壁はお家の外観を決める大事な部分です。塗装の際は単色で仕上げるのもいいですが、複数の色を組み合わせるとよりデザイン性が高くなります。しかし実際に色の組み合わせを考えるとなると、迷ってしまいますよね。

今回は色の組み合わせについての基本知識と、外壁におすすめな組み合わせについてご紹介します!

2色以上の外壁についての基本知識

基本的に2色以上選ぶのは難しい

お家の外観を構成する色の要素が増えると、ゴチャゴチャしてまとまりのない印象になってしまいます。お家は外壁だけでなく、屋根などにも色が使われるため、複数の色選びは基本的に難しくなると覚えておきましょう。

 

外壁に2色以上使うときの色選びのポイント

外壁に2色以上の色を使いたい場合は、以下のポイントを意識して色選びを行いましょう。

  • 原色に近い色は選ばない
  • 彩度を控えめにする
  • 薄い色を使う
  • 濃い色は落ち着いたものを選ぶ

 

外壁の色選びで大切なのは、周りとの調和です。これは単色のときも多色のときも同じで、周りの家や町並みのことを考えずに色を選んでしまうと周りから浮いて悪目立ちしてしまったり、近所トラブルのもとになることもあります。

これらを意識すると地味な色味になるのでは?と思うかもしれませんが、2色に分けるとそれだけである程度個性的になります!

 

おすすめは調和のとれた同系色

外壁を2色に塗り分けるときは同系色の2色を選ぶと失敗が少ないです。

色相が循環するように円状に配置したものを色相環といいますが、この色相環の隣り合う位置や近い位置にある色が同系色になります。同系色は色相が類似しているので組み合わせてもまとまりが良く見え、外壁に使用しても失敗が少ないです。

 

外壁の塗分けテクニック

色は2~3色までにおさめる

アクセントカラーを入れると個性的でオシャレに見えますが、選びすぎると外観がゴチャゴチャした印象になってしまいます。それでも「外壁をおしゃれで個性的な見た目にしたい!」という方におすすめなのがツートンカラーという塗分けの方法です。

ツートンカラーの色の区切り方には、大きく以下の3つがあります。

上下で水平に もっとも一般的な塗分け方。1階部分と2階部分で上下を水平に分ける。
縦に垂直に 縦にラインを入れて垂直に2色を分ける。
凹凸に合わせて バルコニーや玄関などの凹凸に合わせてポイントで色を分ける。

凹凸で塗分けるときは、水平や垂直のデザインと組み合わせてもオシャレです。

 

色の比率を意識する

複数の色を使用する場合、バランスが良く見える色の比率を意識すると綺麗におさまります。

2色の場合は比率が6:47:3になるように意識するとバランスが良く見えます。

3色の場合はそれぞれの色がベースカラーアソートカラーアクセントカラーのどれになるかを考えた後に比率を考えるといいでしょう。それぞれの理想とされる割合は以下の通りです。

  • ベースカラー …… 60~70%
  • アソートカラー …… 20~30%
  • アクセントカラー …… 5~10%

服で例えると、ベースカラーがスーツアソートカラーがシャツアクセントカラーがネクタイの色と考えると分かりやすいです!

 

ツートンカラーの外壁塗装を成功させるには

ツートンカラーの外壁塗装を成功させるのに重要なのが業者選びです。ツートンカラーに限らず、納得のいく外壁塗装ができるかは業者の腕にかかっていると言っても過言ではありません。

業者選びの際はツートンカラーの外壁塗装の実績がある業者を何社か探し、相見積もりを取ることで比較して決めましょう。

相見積もりの際はどんなポイントに注目したらよいのかなど、外壁塗装の業者選びについてはこちらの記事も合わせてご覧ください!

 

さいごに

外壁をツートンカラーにするときは、何色を選ぶかによって全く違った印象になります。外壁の色選び色の組み合わせについての基本を知っておくことで、満足のいく塗装を実現しましょう!