乾燥・多湿を追放!部屋の湿度を最適に保つリフォームとは?

日本は全体的に湿度の高い気候です。そのため梅雨の時期に部屋干しで室内がじめっとしたり、カビが発生したりと湿気に関する住まいのお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?また、湿気は多すぎてもいけませんが、逆に乾燥しても身体の不調につながります。

今回は家の湿度調節に最適なリフォームについてご紹介します。

湿度調節が大切な理由は?

乾燥はインフルエンザの原因に

冬は空気が乾燥しやすい季節ですが、寒さから暖房を使用することでさらに空気が乾きがちです。乾燥により肌がカサカサになるだけではなく、鼻や喉の粘膜の抵抗力が落ちて炎症を起こしたり、ウイルスに対する免疫が衰えたりします。

また、乾燥した空気には咳やクシャミによって飛散したウイルスが落ちることなく漂い続けるので、インフルエンザに感染する可能性も高くなります。

 

湿度60%以上でカビやダニが繁殖

私たちの周りには普段からダニが生息していますが、環境などの条件がそろうと繁殖しやすくなってしまいます。部屋の湿度が60~80%になるとダニが好む環境になるだけでなく、餌となるカビも発生しやすくなります。梅雨に部屋が多湿にならないように気を付けましょう。

 

高すぎる湿度で建材が痛むことも

湿度は建物そのものにも影響を与えることがあり、これを湿害と言います。湿害には湿度が高くなることで家に使われている木材が湿気を吸ってしまい、木材腐朽菌が増えてしまうことなどがあげられます。

梅雨の時期は建物のためにも除湿機を使用し、室内の湿度が高くなりすぎない工夫をすることが大切です。

 

湿気や乾燥の対策になるリフォーム

エコカラットの設置

エコカラットは年度鉱物などの細かい孔を持つ原料を焼いて作ったインテリア壁材で、この孔が湿気を吸ったり吐いたりしてくれるため調湿に優れた性能を持っています。湿気を調節して湿度を快適に保ってくれるだけでなく、ニオイ成分やアレルギーの原因となる有害物質も低減してくれるため、家の空気を綺麗に保つのに効果的です。

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床下の湿気対策

室内だけでなく、床下の湿度もさまざまなお家の不調の原因になります。冬場の床下は断熱材が結露により湿気を含むため床が底冷えし、梅雨の時期は湿った空気が換気口から流れ込むため湿度が高くなりますこのような理由から一年中湿度が高いため、ずっとカビや結露が発生しやすい環境です。

床下の湿気対策には防湿シート換気扇の設置、調湿機能のある砂利を敷き詰めるなどの対策が有効です。

 

湿度調節は原因を突き止めてから

家の湿度をリフォームによって調節できると生活がより快適になります。リフォームの際は、家の湿度が高くなる原因は何なのかを突き止めてからプランを考えるようにしましょう。

どんなリフォームが家に合っているのかを知るには調湿リフォームについて知識のある業者に相談するのが一番です。業者選びの際は見積もりや実績から複数の業者を比較し、信頼できそうなところに任せるようにしましょう。

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