リノベーション済み中古マンションのデメリットは?

近年は新築マンションの価格が高止まりしていることもあり、リノベーションした中古マンションに注目が集まっています。比較的低価格で新築と同じくらい綺麗な物件に住めるというのはメリットしかないように見えますが、気を付けなければいけない点はあるのでしょうか?

今回はリノベーション済みの中古マンションについて、デメリットとなる面についてご紹介します。

 

リノベーション済み中古マンションのデメリット

住むまでに時間がかかる

普通に中古マンションに住むのなら購入後引き渡しが行われるとすぐに済むことができますが、そこからリノベーションをする場合は建物検査や設計、施工などの工程が加わります。リノベーションの内容にこだわりがある場合はより時間が必要になるでしょう。

なるべく早く住み始めたいという方には難しいかもしれませんね

 

ローンの金利が高くなる傾向がある

中古マンションを購入してリノベーションを行う際にローンを利用したいという方は多いと思います。リノベーション分の費用には一般の住宅ローンは利用できませんので、別でリフォームローンを組む必要があります。リフォームローンは一般の住宅ローンよりも金利が高いことが多いため、総じて金利は高くなる傾向にあります。

 

セキュリティが不安

専有部分にはリノベーションにより最新の設備を取り入れたとしても、マンション自体の築年数が経過しているなら共有部分の設備は古い場合があります。例えば築20年のマンションはおおよそ2000年代に建てられたということですので、近年のマンションに比べるとセキュリティや防犯面に不安が残るかもしれません。

セキュリティ面を気にしているかたは内覧の際によく確かめ、2階以上の部屋や治安の良い地域を選ぶなどの工夫をしましょう。

 

外観やエントランスの内装デザインが古い

設備だけでなく、マンションの外観やエントランスの内装など見た目の古さも気になることがあります。しかし、見た目に関しては実際に見てみたら思ったよりも悪くなかったということも多いので、イメージだけでなく実際に見た時の印象を大切にしましょう。

 

中古マンションは物件選びが大切

リノベーション済みの中古マンションに関するデメリットは、ほとんどが物件選びを慎重に行うことで回避できます。中古マンションは物件数が膨大で選択肢がたくさんあるので、自分の理想やゆずれない条件によってしっかり絞って選んでいきましょう。