リフォームの成功は業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。そのために自分でしっかり業者を探し、信頼できるところにお願いしたいという方もいるかと思います。
業者探しの際によく使われるのが相見積もりですが、上手に比較するにはどこを見たらよいかをご存知でしょうか?相見積もりは、実はたくさんとって一番安いところに頼めばいいというわけではないのです!
相見積もりとは?
相見積もりとは、金額や内容を比較するために複数の業者から見積もり書をもらうことです。リフォームは完全に定価が決まっているわけではないので、同じ場所のリフォームでも業者によって費用は違ってきます。
いちばん安いところを選べばいいわけではない?
相見積もりはそれぞれの業者の提示価格を比較することによって、リフォームの費用をより抑えるのに有効です。しかし、価格がいちばん安いところに無条件で頼めばいいというわけではありません。
相場よりも極端に安い価格を提示してくる業者の中には、価格を下げるために必要な工事を省いていたり、見積もりに漏れがあったりする場合もあります。
相見積もりを取るときのポイント
相見積もりを取る際は以下の点に気を付けましょう。
- 見積もりは2~4社に絞って依頼する
- 各業者へ伝えるリフォーム内容、予算、条件を統一する
- 間取り図を用意しておく
- 相見積もりを取っていることを業者に伝える
見積もりは2~4社に絞って依頼する
相見積もりを頼む業者は多ければいいというわけではありません。初めに5、6社ほど目星をつけておき、実績や施工事例を良く調べた上で2~4社に絞って相見積もりを取れるとベストです。
各業者へ伝えるリフォーム内容、予算、条件を統一する
相見積もりをとる際に業者に伝えるリフォーム内容、予算、条件などは全て統一しましょう。別々の内容を伝えてしまうと見積もり同士の比較が難しくなってしまいます。
間取り図を用意しておく
見積もりを依頼するとき、リフォームする建物の間取り図を業者に見せることができるとより正確な見積もりを出してもらうことができます。
あらかじめコピーなどを用意できるといいですが、もしもない場合は書き起こすのに別途費用が必要になることもあるので確認しましょう。
相見積もりを取っていることを業者に伝える
相見積もりを取る際は業者に相見積もりであることを伝えるのがマナーです。
他の業者の会社名や見積もりの金額までは伝える必要はありませんが、比較していることを伝えると相場に対して適正な金額を提示してくれやすくなります。
相見積もりを比較するときのポイント
見積もりが取れたら以下の点に注意して比較しましょう。
- 価格が相場から極端に離れていないかを見る
- 対応の丁寧さなどの姿勢を見る
- 電話や書面だけでなく業者と直接話をする
対応の丁寧さなどの姿勢を見る
見積もり書は同じ工事の内容でも業者によって書き方が違います。その見積もり書をどれだけ分かりやすい内容にしているか、不明な部分をどこまで丁寧に説明してくれるかでその業者が信頼できるのかどうかが見えてきます。
きちんとした見積もり書かを見分けるひとつの目安として、商品名やサイズ、仕様などが詳細に書かれているかは注目すべき点です。どこにいくらかかってこの合計になるのかがしっかり書かれていれば、その業者はとても親切だと言えます。
価格が相場から極端に離れていないかを見る
見積もりの価格は安ければいいというわけではありませんが、逆に高ければ絶対にいい業者だということもありません。リフォームは業者によって提示価格がまちまちではありますが、リフォーム価格にはおおよその相場というものが存在します。
相場からあまりにもかけ離れて安かったり高かったりするのなら、その業者には注意したほうがいいでしょう。
電話や書面だけでなく業者と直接話をする
見積もりを出してもらった上で、担当と直接話をするのも重要なポイントになります。書面や電話、メールだけのやり取りだと失敗しやすくなります。
リフォーム成功のカギは業者選びに!
いい業者に出会えるかというのは、リフォームを成功させるために大事なことになってきます。