ドラム式洗濯機は衣類の汚れをしっかり落としつつも繊維に優しく、干したり取り込んだりといった手間が省けるコスパの良い家電として人気です。
ドラム式洗濯機とは
ドラム式洗濯機とは、投入口がななめになっており洗濯槽が横の状態で回転する洗濯機です。洗濯物が下に落ちてくる動きを利用するたたき洗いによって洗浄する特徴があります。
従来の縦型洗濯機に比べると高額で、価格は10万円～25万円ほどといわれています。贅沢品のように扱われることもありますが、それも差し引いても得られるメリットの大きさからとても人気がある家電のひとつです。
少ない水できれいに洗える
ドラム式洗濯機は従来の縦型洗濯機よりも少ない水で衣類を洗えます。衣類をすべて水につける必要がないため、水量は縦型の約半分で済みます。節水ができて環境に優しいだけでなく、水道代の節約にもつながります。
「干す」「取り込む」手間の解消で時間効率がアップ！
ドラム式洗濯機のほとんどは乾燥機能がついているドラム式洗濯乾燥機ですが、選択をしたらそのまま乾燥まで終わらせることができるので、干したり取り込んだりをいった手間が省けます。面倒な作業をしなくてよくなるのは大きなメリットです。
このドラム式洗濯機は置ける？購入前のチェックポイント
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも大きいサイズのものが多いため、もともと縦型洗濯機を使用していたら同じスペースに設置できるか不安ですよね。今ではマンションやアパートへの設置にも対応したコンパクトなサイズも売られていますが、自分の家にどのドラム式洗濯機が置けるのかは間違わずに把握しておきたいところです。
ドラム式洗濯機を設置したい場所の長さを測る
ドラム式洗濯機はサイズが大きいため、従来の縦型洗濯機を設置できていた場所でも置くのが難しい場合があります。スペースが確保できるかは購入前にちゃんと測って確かめましょう。
| 壁面からの奥行 | 背面の壁からの奥行を測る。ドアを全開にしても問題長さかどうかを確かめる。壁から10cmは離して置くことや、ドアが開く向きに注意。 |
|---|---|
| 左右の幅 | 左右の幅を測り、問題ないかを確かめる。壁から10cm離して置くことも考慮する。 |
| 高さ | 床面から蛇口までの高さ、床面から天井までの高さを測る。メンテナンスのため上部にある程度スペースが必要な商品もあるので注意。 |
| 防水パン | 内寸と外寸を測る。 |
設置場所に不向きな環境
まず、ドラム式洗濯機を設置するにあたって適したスペースを探します。下記のような場所は設置に適してはいないので避けましょう。
- 水気や湿気が多いところ
- 冬に凍結するところ
- 直射日光が当たるところ
- 滑りやすいところ
- 床がしっかりしていないところ
湿気が多かったり直射日光が当たりすぎると本体の劣化が早くなり故障につながるおそれがあります。また、床が滑りやすかったり安定していないと、使用時の振動で本体が移動してしまうことがありますので注意しましょう。
ドラム式洗濯機を設置するには？
ドラム式洗濯機は自分で設置できる？
ドラム式洗濯機の設置はそれほど難しいことではなく、少し知識があれば自分でも行うことが可能です。
しかしドラム式洗濯機はとても重いため、玄関から設置場所まで運び込むのがそもそも難しいこともあります。不安な方は無理せず業者にお任せしましょう。
設置できるスペースがなかったら
新しい洗濯機を置きたいのに洗濯機置き場のスペースが合わない場合は、思い切ってリフォームによってスペースを確保するのもひとつの手です。
もともとの洗濯機置き場を改修する方法と、別の位置に新しく作り直す方法があります。床の改修が必要になったり、給排水管に手を加える必要が出てくるのである程度大きなリフォームになることがあります。
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ドラム式洗濯機で日常を快適に
ドラム式洗濯機は購入したら日常が劇的に変わる家電として注目されています。無駄だと思う時間を減らしたい、家事をもう少し便利にしたいと考えている方は一度検討してみてはいかがでしょうか？
