お庭がある家をお持ちなら、ウッドデッキの設置を考えている方もいるでしょう。最近は「インスタ映え」するとして、ウッドデッキでバーベキューが出来たりカフェテラスのようなスペースを作ったりと、素敵な活用をしている方も増えてきました。
そんな憧れのウッドデッキですが、設置するには一体いくらかかるのでしょうか?
ウッドデッキの費用はどうやって決まる?
ウッドデッキの費用はどの素材を使うか、どんな形状にするか、またどこに設置するかなどで大きく変わってきます。ひと口にウッドデッキと言っても、お住まいの状態や個人の好みによって金額がバラバラになると考えておきましょう。
また、ウッドデッキは使う素材によっては頻繁に手入れが必要になり、設置する費用とは別にランニングコストが発生します。
ウッドデッキの素材別費用の相場
天然木のウッドデッキの場合
天然木で作られたウッドデッキには自然な風合いがあり、DIYでウッドデッキを作ろうと考えている人はほとんどが天然木を選択しています。また、天然木にはハードウッドと呼ばれる木材とソフトウッドと呼ばれる木材があります。
ハードウッド | 初期費用は高いけれども長持ち |
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ソフトウッド | 初期費用は安いけれども腐りやすい |
人工木のウッドデッキの場合
人工木は、天然木に比べてメンテナンスが楽で耐用年数も長いことで近年急激に増えてきた素材です。ご家庭にウッドデッキを設置したいとき、今では天然木よりも人工木を選ぶ方が多いようです。
お庭の状態によっては追加工事が必要
基礎石の設置
お庭がコンクリートの場合は不要ですが、設置したい場所が土や砂で出来ている場合はウッドデッキを立てるのに束石という基礎石の設置が必要になります。束石はウッドデッキの柱(束柱)をまっすぐ立てるのに必要なもので、設置工事には別途料金が発生するケースがほとんどです。
目隠しフェンスの設置
また、ウッドデッキを設置して屋外で過ごす時間が増えると、外からお庭への視線が気になってくる方もいるかもしれません。
外からの視線をシャットアウトするには目隠しフェンスの設置が効果的です。目隠しフェンスも1m前後の価格が5千~10万円と大きく幅があります。好みや家の景観に合わせて選ぶようにしましょう。
【種類別特徴と費用】視線をシャットアウト!お庭の目隠し設置リフォーム | リフォーム見積りネット
隣接するお家や道路からの視線をシャットアウトしたり、お庭をプライベートな空間にするのに目隠しの設置はとても有効 …
ウッドデッキリフォームは必要なものを見極めて!
ウッドデッキには素材や設置場所のほか、基礎の工事や追加のフェンス、屋根など選択肢がたくさんあります。自分の理想に近づけるには何が必要なのか、もし理想をすべて叶えるのか無理そうならどこを妥協するかをしっかり考えるのがポイントです。