リフォームローンの審査が通らない原因は?事前に知っておきたい審査内容

リフォームには多額の費用が必要になるので、リフォームローンを利用したいという方も多いのではないでしょうか。しかし、場合によってはローンの審査に落ちてしまいリフォームローンが組めないことがあります。

審査が通らない原因は何なのでしょうか?

今回はリフォームローンの審査内容や、審査が通らない原因などをご紹介します。

 

リフォームローンで審査される内容は?

リフォームローンとは

リフォームローンとは、家の増築やリフォームに対して金融機関が融資を行うことです。担保を必要としないローンと担保を必要とするローンの2種類がありますが、どちらにせよ利用するには住宅ローンと同じく審査を通らなければいけません。

主なリフォームローンについてはこちらで比較紹介をしていますので、合わせてご覧ください!

 

リフォームローンの審査内容

リフォームローンの審査で見られるのは以下のような項目です。

  • 借入額
  • 職業
  • 年収
  • 勤続年数
  • 雇用形態
  • 返済負担率
  • 他社借入件数
  • 健康状態

では、具体的にリフォームローンの審査が通らない理由とは何なのでしょうか?

 

リフォームローンの審査が通らない原因

年収や勤続年数の基準を満たしていない

勤務先や雇用形態、勤続年数、年収は、その人の収入の状況を判断するための情報です。これらをもとに月々の返済を問題なく行えるかを見ます。

特に重要とされているのが勤続年数年収で、一般的には勤続年数1年以上年収150万円以上が基準とされている金融機関が多いようです。

安定した収入がないと判断されると審査は通りにくいようです。

 

個人信用情報に金融事故の記録が残っている

過去にクレジットカードやローンの返済を滞納していたり、債務整理を行っていたりすると、その情報は個人信用情報機関に記録されてしまいます。このような金融事故の記録が残っていると返済できないリスクが高いとみなされ、ローンの審査が通らないことが多いです。

 

返済負担率が高い

年収に対するローンの年間返済額が占める割合のことを返済負担率と言いますが、これが高すぎるとローンが通らなくなる可能性があります。返済負担率はリフォームローン以外にも、他に借りている車のローンや教育ローンがあるならそちらも考慮されます。全てのローンを合わせた返済負担率が一定以上にならないようにしなければいけません。

ちなみに、適正とされる返済負担率は一般的に年収250万円未満なら25%以内年収400万円以上なら35%以内と言われています。

 

団体信用生命保険に加入できない

病気療養中の場合はリフォームローンが組めない場合があります。リフォームローンを組むには団体信用生命保険に入らなければいけないことがあり、療養中は保険に入ることができないからです。

 

リフォームローンに落ちてしまったときは

リフォームローンの審査に落ちてしまってもすぐにリフォームをあきらめることはありません。ローンの審査基準は金融機関によってことなるため、他の金融機関なら通る可能性もあります。

また、リフォームローンではなく銀行や消費者金融のカードローンに申し込んでお金を借りるという方法もあり、こちらはローンが通りやすく融資までの時間も早いです。しかし金利が高いというデメリットもありますので、しっかりとした返済計画を立てた上で利用しましょう。