窓回りの印象を大きく変えるカーテン。大きな窓がある家ならお部屋全体のイメージを変える大切な要素になります。最近はDIYでカーテンレールからこだわって選んでいる方も多いようです。
カーテンレールの種類
カーテンレールにはシンプルなものからデザイン性に凝ったものまでいくつか種類があります。大まかには以下の3種類です。
- 機能カーテンレール
- 装飾カーテンレール
- テンションレール
機能カーテンレール
機能カーテンレールは賃貸住宅などに備え付けてあるアルミや樹脂でできたレールのことです。機能カーテンレールには、「ダブル」と「シングル」の2種類があります。
ダブル | レースカーテンと通常カーテンを設置可能 |
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シングル | 通常カーテンのみ設置可能 |
機能性に特化しているので、耐久性が高くカーテンの開け閉めがスムーズにできます。一方でデザインはかなりシンプルなものが多いので、部屋全体の印象はスタイリッシュですっきりとしたものになります。
装飾カーテンレール
装飾カーテンレールとはデザイン性の高い、より見た目を重視したカーテンレールです。機能カーテンレールに比べると装飾が多く、窓回りを華やかに見せることが出来ます。
装飾カーテンレールにはさまざまな素材のものがありますので、部屋の雰囲気によって最適なものを選びましょう。
テンションレール
テンションレールは、ネジを使わずに壁や窓枠に突っ張って設置するタイプのレールです。壁に穴を開けずに取り付けることが出来るため、賃貸住宅の方やDIYでレールを設置したい方には便利です。
窓まわりだけではなく、廊下に取り付けて冷暖房の効率を上げたり、部屋に取り付けて間仕切りに使うこともできます。
カーテンレールの選び方
カーテンレールは部屋の雰囲気や用途に合わせて選びましょう。「部屋をおしゃれにしたい!」という気持ちひとつ取っ手も、例えば部屋のイメージはカジュアルかクラシックかなどによってもどんなデザインを選ぶか変わってきます。今後部屋をどんな雰囲気にしていきたいかある程度イメージを固めておきましょう。
また、雰囲気だけでなくレールを正しく採寸することも大切です。レールそれぞれの採寸のポイントは以下の通りです。
機能カーテンレール | 窓枠の外寸法から左右それぞれ5~10cmほど余裕を持って測る。カーテンを開けたときにも収まりを良くするには厚いカーテンで10cm、薄いカーテンで5cmほど余裕を持たせる。 |
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装飾カーテンレール | 窓枠の外寸法から左右それぞれ10~20cmほど余裕を持って測る。装飾部分が窓の周囲に干渉しないサイズを選ぶ。 |
特に装飾カーテンレールはインテリアとして見せることを目的としたカーテンレールです。デザイン性が高く存在感がありますので、キャップや飾りが周囲と干渉しすぎないように余裕を持たせて設置できるようにしましょう。
カーテンレールの取り付け方
カーテンレールは比較的簡単に短時間で取り付けることができ、慣れていればDIYでも挑戦することが出来ます。大まかな手順は下記の通りです。
- 取り付け部分に下地があるかを確認
- ブラケットを取り付ける
- レールを取り付ける
取り付け部分に下地があるかを確認
カーテンレールを取り付けるには、固定するためにビスを打ち込む下地が必要です。石膏ボードには落下の可能性があるため取り付けは出来ません。
下地の場所は、壁をノックするように叩いた音の違いで判断できます。軽い音がしたらそこに下地はなく、少し鈍い音がしたら下地があります。
もし下地の無い場所にカーテンレールを設置したい場合は、石膏ボード用のアンカーを使うことで設置できることがあるます。石膏ボード用のアンカーで固定できる許容荷重には制限があるので、使用する際はよく確認しましょう。
ブラケットを取り付ける
下地の位置を確認したら、その範囲内でブラケットの取り付け位置を決めます。取り付け位置は窓枠よりも10~20cm上部、かつカーテンレールの5~15cm内側が目安です。もし3個以上必要になる場合は等間隔になるように並べ、位置が決まったら印を付けましょう。
取り付け位置が決まったらキリやドリルで下穴をあけ、ドライバーを使いビスでブラケットをしっかり固定します。
レールを取り付ける
ランナーはカーテンのフック数を確認してレールにつけます。ランナーをつけたら先端にキャップを取り付け、レールをブラケットに固定します。
レールの取り付け方には大きく分けるとはめ込むタイプと上にのせて固定するタイプの2種類がありますので、レールに合わせた方法で設置しましょう。
DIYでカーテンレールの取り付けは出来る?
先ほどもお話した通り、カーテンレールの取り付けはDIYも可能です。慣れていれば簡単に短時間で出来ますし、女性の力でも取り付けることが出来ます。
しかし、DIYで取り付けた後にカーテンレールが落下してきてしまったり、作業が上手くいかなかったことで業者に頼みなおす方もいます。慣れていなかったり不安がある場合は、DIYに比べて多少費用はかかるかもしれませんが業者に依頼した方が総合的なコストは下がります。
カーテンレールにこだわってより良いお部屋作りを!
カーテンレールひとつで、お部屋の雰囲気は変えられます。お部屋によりこだわりたい方は、ぜひ設置や交換を考えてみてはいかがでしょうか?