照明を増設したい!費用相場と照明の種類

「家に照明を増やしたい」「ここにも照明があれば……」など、照明を増設したいと考えたことはありませんが?家の電球くらいなら自分でも変えられるくらい身近な器具である「照明」ですが、増設はなかなかする機会はありませんよね。

今回は照明の増設したら費用はどれくらいになるのか、また増設できる照明にはどのような種類があるのかなどをご紹介します。

増設できる照明の種類と特徴

照明器具にはいくつか種類がありますので、目指す部屋のイメージインテリアとしてのまとまりなどによって選ぶといいでしょう。ここからはそんな照明の種類をご紹介します!

シャンデリア

 

この投稿をInstagramで見る

 

satomura(@satomura_koumuten)がシェアした投稿

シャンデリア天井から吊り下げるタイプの照明器具です。もともとは中世ヨーロッパで教会などの広い空間を照らすために誕生し、現代ではロウソク部分を電球にしたものが広く使われています。豪華絢爛なシャンデリアに憧れている方もいるのではないでしょうか?

日本人からしたらシャンデリアはなんだかお城やホテルに使われている照明の気がして取っ付きにくいかもしれませんが、実は一般的なお部屋に使えるシャンデリアもたくさんあります。インテリアとしての存在感も抜群なので、取り付けるだけでお部屋のイメージを大きく変えることが出来ます。

 

シーリングライト

 

この投稿をInstagramで見る

 

kozue(@treetop.life)がシェアした投稿

シーリングライトは天井に着いている専用のコンセントに取り付けることができる照明器具のことをいいます。互換性が高く、一般的な家庭でよく目にする種類の照明です。

シーリングライトは天井全体を明るく照らす照明で、部屋の雰囲気ごとに灯りのカラーを変えられる商品もあります。取り外しも簡単で自分でも取り替えることが出来るぐらい手軽です。

 

ダウンライト

 

この投稿をInstagramで見る

 

コスモ建設株式会社(@cosmo_kensetsu)がシェアした投稿

ダウンライトは天井に埋め込む形で取り付ける照明器具です。真下を照らすことが出来るので、家具の配置によってライトの位置を考えることが多いです。

他の照明器具と違って照明器具自体の存在感をほぼ無くすことができるので、より洗練されたお部屋を目指している方におすすめです。

 

ダクトレール

 

この投稿をInstagramで見る

 

こまめ(@komame83)がシェアした投稿

ダクトレールとは、一本のレールに電源の電極を取り付けた照明部品です。レールの上を電気が流れるので、好きな位置にライトを取り付けることができます。

ダクトレールに取り付けられるのは主にスポットライトやペンダントライトで、上手く組み合わせると非常にデザイン性が高い空間を作り出すことが可能です。

 

照明の増設に必要な費用は?

照明の増設工事は費用が高くなる?

照明工事は照明器具の種類取り付ける場所によって費用に幅が出てきます。例えば照明を増やすには新たに配線を引かなくてはいけませんが、その配線の距離が長くなればなるほど費用は高くなっていきます。

また、シャンデリアなどの重量がある照明を新たに設置する場合は既存の天井では重みに耐えられないことがあります。このような場合は天井の補強工事が必要になりますので、その分費用が高額になります。

 

照明の増設工事に必要な費用相場

照明の増設は新設する場合と違い、新しく電源を設置する必要がありません。そのため、新設工事よりも比較的費用を抑えることが出来ます。

シャンデリアの取り付け 2万~4万円(+本体代)
シーリングライトの取り付け 2万~4万円(+本体代)
ダウンライトの取り付け 2万~4万円(+本体代)
ダクトレールの取り付け 1万円~(+本体代)
配線器具の交換 約5000円
コンセントの増設 3000~5000円

これにプラスして光を調節するスイッチなどを設置する方もいます。より照明にこだわりたい方は検討してみてもいいかもしれませんね。

 

照明はDIYで取り付けられる?

電気工事は資格がないと法律違反に

先にもお話した通り、照明の増設は新設よりも手間がかからないので費用も安めです。DIYに慣れていれば「手間がかからないなら自分でも増設できるのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、照明の増設や新設には電気工事士(第二種)の資格が必要なため、資格を持たない人が工事をしてしまうと法律違反になってしまいます。仮に法律に違反しなくても、照明の増設は電気や配線についての専門知識が必要な工事で、慣れていない人が行うと感電する可能性もあります。工事は必ず業者に依頼するようにしましょう。

 

電気工事業者の選び方

先ほどもお話した通り、照明の増設工事は設置する場所やもともとの配線の位置によって費用が違ってきます。決まった価格も存在しないので、よりお得にリフォームするには複数の業者から相見積もりをとって比べることが大切です。

相見積もりを取る際のポイントは以下の通りです。

  • 見積もりを取る業者は2~4社に絞る
  • 各業者に伝える条件を統一する
  • 相見積もりを取っていることは業者に伝える

業者探しについてはこちらも合わせてご覧ください。

 

さいごに

照明を増設する際は照明器具の細部ではなく、部屋全体の使い方を考えた上で計画を建てましょう。今ではスイッチやリモコンを工夫することでより生活スタイルに合わせた便利な照明を利用することが出来ます。

これを機に照明の増設を考えてみてはいかがでしょうか?