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2019.05.14|知識

【初心者完全マニュアル】屋根材の種類と選び方

屋根はお家の外観に大きく影響するだけではなく、雨風から家を守る大切な役割もあります。そんな屋根に何を選ぶかは慎重に考えたいところですが、そもそも屋根材にはどんなものがあるか、よく分からないという方も多いのではないしょうか?

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屋根材にはいくつか種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。今回は屋根材の選び方と種類を解説していきます!

 

屋根材を選ぶときのポイント

屋根材にはさまざまな種類があるので、選んでいるうちにどれが良いのか迷ってしまうこともあると思います。しかし、単純な好みだけではなくポイントを押さえて比較することで屋根に対する満足度は上がりますので、屋根材選びはしっかり行いたいところです。

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ここからは屋根材選びのポイントをいくつかご紹介します!

 

耐久性は十分か

屋根は家を雨風から守ってくれる大切な役割を果たします。もし屋根がもろく雨漏りなどを起こしてしまうと、家全体に水が染み込んでいき建物自体の寿命が縮む原因になりかねません。

家を自然の脅威から守り長く住み続けていくためにも、屋根の耐久性は重要なポイントになります。

 

メンテナンスはしやすいか

屋根は屋外で常に雨風に晒されますので、時間と共に劣化していくのは避けられません。屋根材によっては半永久的に使えるものもありますが、その下の下地が痛んでいる場合もあります。

このような劣化を修繕するためには定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスが必要になるのはどのくらいの周期なのか、どんな工事が必要なのかは先に知っていきましょう。

 

コストがかかりすぎないか

屋根材は種類によって設置にかかる費用が大きく変わります。また、最初に導入するのは安価でも、何年おきかにかかってくるメンテナンスの費用を考えると逆に高くつく場合もあります。屋根材は設置の費用だけでなく、長い目でみたランニングコストの面も考えて選びましょう。

 

自分の家や近所の景観と調和のとれるデザインか

屋根は家を守る役割があるだけではなく、家の外観にも大きな影響をあたえます。デザイン性をみるときは家の外壁や窓だけではなく、近所の家や街並みとも調和するかもよく確かめましょう。

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では、ここからは実際の屋根材について見ていきましょう!

 

屋根材の種類とメリット・デメリット

耐用年数 40年~半永久的
メンテナンス 15~20年ごとに下地のメンテナンスが必要
コスト 8,000~12,000円/㎡
デザイン 昔ながらの堂々とした和の雰囲気
メリット
  • 耐久性が非常に高い
  • 断熱性に優れている
  • 遮音性に優れている
デメリット
  • 重いため耐震性に不安がある
  • コストが高め
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瓦屋根は重厚感があり、家の外見を堂々とした雰囲気に見せてくれます。日本の風景にお馴染みの瓦は屋根材としてもよく知られており、釉薬瓦・無釉瓦・いぶし瓦などの種類があります。

釉薬ゆうやく ガラス質の釉薬が塗られているもの。釉薬により水の浸透がなく、汚れも付きにくいのでメンテナンスがほとんど必要ない。瓦自体の耐用年数は半永久的。
無釉むゆう 釉薬をかけず、素地そのまま焼き上げたもの。表面処理が無い分汚れが付きやすいため、寿命も釉薬瓦より短い。それでも耐用年数は40~50年ほど。
いぶし瓦 焼き上げる工程でいぶすことによって表面に炭素膜を形成し、この炭素膜が水や汚れから瓦を保護する。耐用年数は40~50年ほど。

 

瓦屋根は耐久性が非常に高く、一度瓦を葺けば数十年放置していても平気です。断熱性にも優れているため、夏は涼しく冬は暖かい住まいを実現できます。また、しっかりとした厚みがあるため雨音が気にならないなど、遮音性も兼ね備えています。

一方、瓦屋根は物理的に重量があるため、それを支える基礎や柱がしっかりしていないと家全体が揺れやすくなってしまいます。よって地震には弱い屋根材になりますの注意しましょう。また、瓦自体の耐用年数は非常に長いですが、その下の下地はもっと早く劣化していきます。ですのでおおよそ15~20年を目安に下地のメンテナンスを行う必要があります。

 

スレート

耐用年数 20年~25年
メンテナンス 7~10年周期で塗装が必要
コスト 4,000~6,000円/㎡
デザイン デザインの種類が豊富
メリット
  • 軽くて地震で揺れにくい
  • コストが安い
  • 施工がしやすく職人によるムラが少ない
  • 色やデザインのバリエーションが豊富
デメリット
  • 定期的に塗装のメンテナンスが必要
  • 強度が低く割れやすい
  • 耐用年数が短い
  • 防音性が低い
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スレートは現在多くの家に採用されている屋根材で、天然スレート人工スレートがあります。現在屋根に多く使われているのは人工スレートの方で、新築の家にはほとんど採用されています。最もメジャーな商品名の「カラーベスト」「コロニアル」という名前で呼ばれることもあります

天然スレート 粘板岩ねんばんがんを薄い板状に加工したもの
人工スレート セメントと繊維から人工的に作られたもの

 

非常に薄くて軽いため、地震が来ても建物全体の負担になりにくい屋根材です。種類の豊富さ施工の手軽さから、さまざまな建物に使用することが可能です。屋根の施工は職人の腕次第な部分もありますが、スレートは比較的職人による出来のムラが少ないのもメリットです。

一方、安価なので強度や耐用年数は他の屋根材より劣る部分があり、おおよそ7~10年周期で塗装のメンテナンスが必要になります。また、雨があたると響きやすいなど防音性の面には難があります。

 

ステンレス

耐用年数 50年
メンテナンス 不要(美観を保つなら10年ごとに塗装が必要)
コスト 10,000~14,000円 /㎡
デザイン バリエーションが豊富
メリット
  • 耐久性に優れている
  • 軽量で耐震性に優れている
  • サビにくく、海岸でも使える
  • メンテナンスが不要
デメリット
  • 施工に手間がかかる
  • 施工費、材料費が高額
  • 防音性が低い
  • 表面は塗装のため、10年ほどで美観が損なわれる
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一般住宅にはあまり普及していませんが、とても耐久性に優れた屋根材です。

サビにくい素材で、海の近くの家にも使えます。ステンレス自体はよほどのことがない限り腐食することはないため、メンテナンスは不要です。

一方、素材も施工にかかる費用も高額なため、他の屋根材に比べるとコストは高くついてしまいます。また、素材自体にメンテナンスは不要でも表面の塗装は劣化しますので、美観を保つためにはおおよそ10年ごとに塗装が必要になります。

 

トタン

耐用年数 10年~20年
メンテナンス 7年~10年周期で塗装が必要
コスト 5,000~6,000円 /㎡
デザイン デザインは豊富だが、少し安っぽく見える
メリット
  • 雨漏りしにくい
  • 施工が短時間でおわる
  • 価格が安価
デメリット
  • 耐久性が低い
  • 防音性が低い
  • 断熱性が低い
  • 安っぽくみえる
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トタンは亜鉛メッキ銅板のことを言います。雨漏りがしにくいというのが最大の特徴ですがデメリットも多く、最近は徐々に減ってきている屋根材です。

施工が簡単なので工期が短く価格も比較的安価です。また、屋根のつなぎ目が少ないため雨漏りがしにくいというメリットもあります。

一方、断熱性や防音性が低いため、夏場に暑くなったり雨の音がうるさく感じたりすることがあります。また、安価な分見た目が少し安っぽくなってしまうというデメリットもあります。

 

ガルバリウム鋼板

耐用年数 15年~30年
メンテナンス 15年~20年周期で塗装が必要
コスト 6,000~9,000円/㎡
デザイン 色のバリエーションが豊富
メリット
  • 耐火性に優れている
  • 耐久性に優れている
  • 軽量で耐震性に優れている
  • 色のバリエーションが豊富
デメリット
  • 断熱性が低い
  • 防音性が低い
  • デメリットを補うためのコストが必要
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ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、シリコンからなるアルミ亜鉛合金メッキ銅板です。アルミニウムや亜鉛の特徴を活かした屋根材になっています。

アルミニウムの利点と亜鉛の利点を生かした素材であるため、耐久性に非常に優れた屋根材です。軽量なので地震にも強く、色も豊富にあるためあらゆる建物に使用することができます。

一方、断熱性が低いため住宅に使用するなら断熱対策が必須になります。また防音性も低く、これらのデメリットを対策するための費用が必要になるため総合的なコストは高額になりがちです。

 

ジンガリウム鋼板

耐用年数 40年~50年
メンテナンス 30年以上メンテナンス不要、塗装も不要
コスト 7,000~8,000円/㎡
デザイン デザインは豊富
メリット
  • 耐久性に優れている
  • 傷がつきにくい
  • 色褪せの心配がほとんどない
  • デザインが豊富
デメリット
  • 施工できる業者が少ない
  • 輸入品がほとんどで価格がやや高め
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ジンガリウム鋼板はガルバリウム鋼板と名前だけ違う同じ屋根材で、一番の特徴は表面を細かい石粒(天然石)でコーティングしてあることです。

コーティングにより耐久性、防音性などが上がって傷つきにくくなっています。また表面の天然石の色がそのまま屋根の色になるため、色あせによる塗装などは必要ありません。
一方、新しい屋根材なので正しく施工できる業者がまだ少ないというのがデメリットになります。また、手に入るジンガリウム鋼板はほとんどが輸入品のため、価格がやや高くなります。

 

アスファルトシングル

耐用年数 20年~30年
メンテナンス 約10年周期で塗装が必要
コスト 5,000~12,000円/㎡
デザイン さまざまな形に対応
メリット
  • 軽量で耐震性に優れている
  • 耐久性に優れている
  • 施工の自由度が高い
デメリット
  • 施工実績のある業者が少ない
  • 劣化により剥がれやすい
  • 輸入品が主で価格が高い
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アスファルトシングルはアメリカでトップシェアを誇る屋根材です。シングル材とも呼ばれています。

非常に軽く、耐久性や防水性に優れた屋根材です。最大の特徴は施工の自由度で、カッターでも切ることができるためさまざまな屋根の形に対応できます。

一方、アメリカではメジャーですが日本でのシェアはまだまだな屋根材のため、多くは輸入でなければ手に入りません。そのため、比較的費用が高額になるケースがほとんどです。

また、日本の高温多湿な風土に合わせて作られたものではないため、時間が経つにつれてカビが生えやすかったり接着剤が剥がれてくる場合があります。

 

屋根材選びはポイントをおさえて失敗なく

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今回の内容をまとめるとこのようになります!

耐久性 メンテナンス コスト ランニングコスト デザイン
スレート
ステンレス
トタン
ガルバリウム鋼板
ジンガリウム鋼板
アスファルトシングル

 

今回は屋根材の種類について詳しくお話しました。どの屋根材に一長一短がありますので、初めにもお伝えした屋根選び4ポイントも考慮し、納得のいく屋根材を見つけましょう。

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