年を取るにしたがって、今まで快適に過ごせていた自宅のちょっとした段差が気になってきてはいませんか?高齢化社会となっている現代、自宅のバリアフリーリフォームの需要は高くなってきています。いざ我が家もバリアフリーにと考えた時、やはり気になるのはどのくらい費用がかかるのかという点ですよね。
一般的なリフォームからイメージされる費用よりも、バリアフリーの費用は比較的に安価にできることが多くなっています。ここで費用の相場をしっかりと把握し、安全なわが家を目指しましょう!
バリアフリーリフォームの相場は10〜20万円
バリアフリーリフォームの全体を平均した費用相場は10万円から20万円ほどになります。
これはリフォームの内容が「手すりを付ける」「扉を引き戸に変える」「段差をなくす」というちょっとした気配りで考えられるものが多いことから、費用も安価な傾向にあります。
高齢者住宅改修費用助成制度でお得にリフォーム
バリアフリーリフォームの場合、上記で紹介したように昨今の住宅は初めからバリアフリーを考えられている物件が多いことから、比較的に安価に済ませることができるようになっています。
できることならもっと安価に!と考えるのならば、介護保険や各自治体から給付される高齢者住宅改修費用補助制度を活用してみましょう。介護保険、特に各自治体の補助制度は細かな縛りがある場合もあります。まずは、一度各自治体の役場やリフォームの専門家に相談をしてみましょう。
対象条件に当てはまれば、自治体により差がありますが見積金額の10〜50%程度の出費で抑えることも可能になります!
バリアフリーリフォームのメリット
バリアフリーリフォームのメリットは何といっても、日々の暮らしの中にある危険を減らせることです。手すりやちょっとした段差など、元気な時には全く気が付かなかったような不便さを解消することができます。
ドアから引き戸へのリフォームなどは、トイレの中で倒れてしまうなどいざというときの処置を迅速に行うことにも繋がります。
バリアフリーリフォームを行う際のポイント
バリアフリーリフォームは便利さや見た目のおしゃれを追求するのではなく、不便さをなくすリフォームです。実際にバリアフリーリフォームをすることによって、一番恩恵を被る人が使いやすいか否かがカギになります。
バリアフリーを必要としない方の目線だけでリフォームを進めてしまうと、的外れなリフォームになってしまうことも。人気がある、需要があるリフォームではなく、実際の使いやすさや危険度を考えてリフォームを進めていきましょう。