地震大国である日本に住んでいる以上、地震とは切っても切れない縁があります。「もう古い家だけど、愛着があるから……」と考える方にとって、耐震リフォームは思い出と安全を同時に叶えてくれる画期的な方法と言えますね。
それに乗じて耐震リフォームを装い、不当な額を請求してくる悪徳業者も存在します。
耐震リフォームの費用相場
耐震リフォームと言っても方法は多岐にわたります。それぞれの費用相場は下記の通りです。
ブレースの設置(壁1間) | 20万~25万円 |
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耐震金具の設置(10個) | 30万~40万円 |
耐震パネルの設置 | 65万円 |
屋根の軽量化 | 80万~120万円 |
実際の工事ではこのような内容の中から必要な施工を選んで必要な面積に行います。その結果一般的な耐震リフォームの相場は100万〜150万円となります。
耐震リフォームを安く抑えるポイント
耐震という重要なポイントのリフォームであるだけに、必ずその家の工法に合わせたリフォームが必要になります。したがって、グレードを下げて費用を安く抑えるという方法を使うことはできません。
補助金の活用
また、大きな災害が起こりやすい日本であるだけに、耐震に関するリフォームには補助金が出る場合があります。リフォームそのものの費用を下げるのではなく、この補助金をうまく活用するのもおすすめの方法です。
例えば大阪市の場合、一定の条件を満たすと下記のような補助金を受け取ることができます。
補助率 | 改修工事に必要な費用の1/2以内 |
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限度額 | 1,000,000円/戸 (負担額に応じてさらに最大200,000円/戸を加算) |
▼概要・内容 ▼補助内容 ▼申請できる人 ▼申請方法等 ▼申請書類等 概要・内容 この制度は、地震に強い安全なまちづくりを目指すため、平成37年度における民間住宅の耐震化率を95パーセントとすることを目標に、耐震診断・耐震改修設計・耐震..
補助金には厳格な基準が設けられていることもあるので、補助金申請をしたことがある業者を選ぶのもひとつの手です。
【基礎知識】耐震リフォームの費用は?工事内容・補助金なども徹底解説 | リフォーム見積りネット
日頃から防災グッズや避難場所を確認するなど災害に備えるのはもちろん、住宅の耐震性を上げておくことも大切になります。。耐震補強が必要な家というのはどのような家なのでしょうか?今回は災害時に我が家の倒壊を防ぐ「耐震リフォーム」について詳しくお話します!
耐震リフォームは家のメンテナンス
耐震リフォームのメリットはもしもの時の安心感です。いつ災害が自分の身に降りかかるかはなかなか想像できませんよね。耐震リフォームをきちんと終えていれば、毎日の生活でも余裕をもって過ごすことができるのではないでしょうか。
耐震リフォームの注意点
何度か上記でも触れてきたように、耐震リフォームは大きな額が動くこと、そして安全面に直結することから、悪徳業者の存在を無視することができません。