キッチンの使い勝手によって家事の快適度は大きく変わってきます。とくに調理器具や食器などで狭くなりがちなキッチンは、十分な収納スペースがほしいところです。キッチンの使い勝手を良くしたい!もっと収納が欲しい!という考えがあるなら、キッチンをリフォームしてしまうのもひとつの手です。
では、キッチンの収納力を上げるリフォームにはどんなものがあるのでしょうか?そして、費用はそれぞれいくらかかるのでしょうか?
キッチン収納リフォームのポイントは?
出し入れしやすい高さを意識する
キッチンは収納があると便利ですがただ増やせばよいというわけではなく、使いやすさも考えなければせっかくの収納を結局使わなくなってしまうことにもなりかねます。
キッチンは高すぎても低すぎても出し入れが面倒になりあまり使いません。逆に頻繁に使うのは目の高さから腰のあたりまでの間です。この高さであれば自然な姿勢になるので出し入れが楽に感じます。 空いているからなんとなくつける収納はかえって無駄になる可能性があるので、よく考えるようにしましょう。
業者との相談はしっかりと
これはすべてのリフォームに言えることですが、リフォーム業者への相談や打合せはしっかりと行い、不明点は早めに無くしておきましょう。業者と共通の認識が出来ていないと、仕上がりが予想とは違うことになったりする場合もあります。
また、見積もりをもらった時点で内容が分かりにくかったり説明が雑な業者は、その後もやりとりに苦労する可能性が大なので、業者は選ぶ段階からしっかり見極めていきましょう。
キッチン収納リフォームの例と費用
スライド引き出しの設置
キッチン本体についている扉タイプの収納は、スライド引き出しのタイプに変更するだけで格段に便利さが上がります。スライドの引き出しは収納に使える部分全体を引き出すことができるので、奥のスペースも余すことなく収納に使えます。
吊り戸棚を設置
この投稿をInstagramで見る
吊り戸棚はキッチンの天井近くに設置し、場所を取らずに収納スペースを増やすことができます。
しかし位置が高すぎると踏み台が必要になったり、低すぎると頭をぶつけたりして使い勝手が悪くなってしまいます。設置の際は自分の身長に合わせた高さを選ぶことが大切です。
床下収納を設置
この投稿をInstagramで見る
戸建の住宅であれば、構造によって床下収納を設置することもできます。床下収納は頻繁に使うには位置的に向いてませんが、非常食などストックを入れて置いたりや普段は使わない調理家電を隠しておく場所にはぴったりです。
収納力アップで家事を快適に
キッチンの収納力が上がれば、家事はとても楽になります。キッチンのリフォームで生活をより快適にしていきましょう。