隣接するお家や道路からの視線をシャットアウトしたり、お庭をプライベートな空間にするのに目隠しの設置はとても有効です。
目隠しといっても家の窓から見ると景色の一部になりますし、外からみたら家の外観の一部になります。しっかり隠してくれる機能はもちろん、デザイン面も大事にしていきたいですよね。
今回はお庭の目隠しにはどんな種類があるのかと一緒に、それぞれの特徴をご紹介していきます。
フェンス
フェンスは目隠しの中でもポピュラーなものです。種類や色もバリエーション豊富なので、家のイメージにマッチするものが見つけやすくなっています。
アルミ・スチール製フェンス
アルミ製のものは機能的でシンプルなものが多く、どんな家でも比較的馴染みやすいです。住宅用のフェンスとして多く使われています。
木製フェンス
木製フェンスは自然で温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を作るのにぴったりです。アルミ製のフェンスよりも遮断している感が少ないので、周囲との調和を重視するならおすすめです。
竹垣・板垣フェンス
竹垣や板垣のフェンスはモダンなイメージで、特に和風な家に良く似合います。自然素材のものか樹脂製のものかで耐久性や値段が変わってきますので、自分にあったものを選択しましょう。
ブロック塀
ブロック塀は視線をシャットアウトする力が抜群なのに加え、他の目隠しに比べてメンテナンスの回数が少なく済むのが特徴です。しかし、風通しが悪くなったり、建て方によっては圧迫感が出てくるのがデメリットとなります。
最近はいわゆるブロック塀としてイメージされる重厚なグレー一色だけではなく、デザイン性に富んだ化粧ブロックというものも出てきました。組み合わせ次第で空間をおしゃれに仕上げることができるようになっています。
植栽、生垣
植物を利用して視線を遮るので、他の目隠しに比べて隠してる感が少なく自然な見た目に仕上がります。機能面でも、ピンポイントで隠したい部分があるときはちょうどそこに植えることが出来たりと便利です。
ただ、植物の種類によっては成長して目隠しとしての効果を発揮できるようになるまで時間がかかったり、他に比べるとメンテナンスが大変だったりします。
目隠しの設置にかかる費用は?
目隠しの設置にかかる費用は、目隠しの種類、業者の施工費、設置スペースの大きさによって異なります。
例えばフェンスの場合、1m前後の価格は5千~10万円と大きく差があります。スチール製やアルミ製のものが比較的安価で、木製のものはその4倍の値段がする商品もあります。
設置にかかる詳しい金額を知りたいときは一度専門業者に相談し、見積もりを出してもらいましょう。
目隠しは景観の調和を大事に
目隠しを選ぶ際は、目隠しも景観の一部になることを意識するのが重要です。自分の家のイメージや周りとの調和も大切にしながら、ぴったりのものを選んでいきましょう。