子どもが健やかに育つのに住まいが持つ役割というのはとても重要です。子育てに合わせて家のリフォームを考えているという方も多いのではないでしょうか?
子育てしやすい家にするためのポイントは?
子育てのためにリフォームを考えるときは子どもの成長や健康はもちろん、家事育児に忙しいお母さんの負担を少しでも減らせる設備や間取りを取り入れることも必要です。
キッチンは子どもの様子を見守れるように
子育てリフォームでまず考えたいのがキッチンです。子どもが小さいうちは料理中でも子どもから目を離せません。そこでキッチンは対面式キッチンがおすすめです。
対面式キッチンは、リビングやダイニングに向かって作業することができるとても開放的なスタイルです。リビングとの隔たりを無くせばお母さんは子どもの様子が見えやすく、声もかけやすいので常にコミュニケーションが取れて安心です。キッチンから出来るだけ広範囲を見渡せるようにすると、お母さんは料理中も安心して子どもを見守れます
お母さんの家事中の動きを出来るだけ減らす
お母さんの家事はやることがいっぱいです。料理しながら洗濯して……というように複数の家事を並行して進めていることも多いでしょう。
そんな忙しいお母さんの移動が少しでも短くなるよう、家事の動きが最短になるような間取りを意識しましょう。例えば、洗濯機の置ける洗面所をキッチン横にしておけば家事を並行して行うのに便利で、移動による負担も少なくなります。
健康に配慮してアレルギー対策
家は1日の中でもっともいる時間が長い場所です。しかし、アレルギーの原因であるアレルゲン物質は家の中にも存在します。
アトピーや花粉症に悩まされている方は年々増えていますが、小さい子どものいるご家庭であればこうしたアレルギーは特に気になるところだと思います。家のアレルゲン物質を減らすには、床を無垢材のフローリングにするなど自然素材を使用したリフォームを検討してみましょう。
床や壁は掃除しやすいものに
ときには落書き、ときにはおもらしなど、子どもたちと生活していると床や壁が汚れる事態はほぼ避けられないものです。汚れてもすぐに掃除して清潔に保てるよう、床や壁はデザインよりもメンテナンスのしやすさで選ぶのがおすすめです。
たとえば床材を漂白剤に強いタイプのものにしておけば、子どもが嘔吐したときもすぐに消毒することができます。
子どもの成長にあわせて間取りを変更
子どもの成長につれてベストな間取りというのは変化していきます。子どもが小さいうちのおすすめとしてキッチンから子どもを見守れる間取りをご紹介しましたが、思春期になればプライバシーも考えてあげたいところです。
可動式の間仕切り取り入れることにより、子どもの成長に合わせて間取りを自遊にコーディネートすることができます。
工事開始!リフォーム中の注意点は?
家の一部だけのリフォームであれば、そのまま住み続けながら工事してもらうという方もいるかと思います。その場合担当者にはあらかじめ子どもがいることを伝え、安全には細心の注意を払ってもらいましょう。
また、子どもは工事を珍しく思い現場を見たがることもあるかもしれません。しかし現場は作業に必要な道具が置いてあったり、破片や釘が落ちている可能性もあり危険です!
家族で快適に暮らすためのリフォームを!
子どもの成長にとって、自分の家が快適であることはとても重要なことです。子育てリフォームによって家族がより快適に暮らせる空間を整えていきましょう。