ベランダをより活用する方法のひとつに、ベランダを部屋にしてしまうというものがあります。
ベランダを部屋にするリフォームにはどのようなものがあるのでしょうか?そして、費用はいくらぐらいかかるのでしょうか?
ベランダを部屋にするメリットは?
「寝室や子供部屋が新たに欲しい」「今の部屋だけでは狭いように感じる」など、お家に部屋やスペースを増やしたいと考えたときよく行われるのがベランダを部屋にするリフォームです。
ベランダをリフォームすることによって大がかりな増築をすることなく部屋が増やせる、スペースをより有効活用できるなどのメリットがあります。
ベランダを部屋やスペースにするリフォーム
ベランダのリフォームには大きく下記の3つがあります。
- ベランダをサンルームにする
- ベランダを部屋にする
- ベランダをつなげて部屋を広くする
ベランダをサンルームにする
ベランダをサンルームにする費用 | 50万~120万円 |
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既製品のサンルームをベランダに取り付けることで、ベランダをサンルームにすることができます。このリフォームは、ベランダを部屋として使えるようにするリフォームの中でもっともメジャーなものです。
必要な費用はサンルームの素材や造りによって変わってきますが、洗濯物を干したりする程度に使えればいいのであればもっともお手頃なもので十分です。その場合費用は約50万円ほどになります。

【費用と注意点】ベランダをサンルームにするリフォーム | リフォーム見積りネット
ベランダをより快適なスペースにするリフォームの中に、ベランダをサンルームに変えるというものがあります。今回はベランダをサンルームに変えるリフォームについて、費用や注意点などを詳しくお話していきます!
ベランダを部屋にする
ベランダを部屋にする費用 | 60万~170万円 |
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ベランダを子ども部屋や書斎などにする場合、ベランダの解体や撤去に加えて部屋として使うために内装を整える費用がかかってきます。
ベランダをつなげて部屋を広くする
ベランダを部屋の延長にする費用 | 40万~150万円 |
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ベランダを部屋の延長にする場合はもともとの部屋に合わせて内装を整える必要がありますので、部屋を作る場合と同じく内装リフォームの分の費用が必要になります。
ベランダリフォームの注意点
ベランダを部屋やスペースにするリフォームで特に注意しなくてはいけないのが下記のようなポイントです。
- 固定資産税が増える可能性がある
- 建ぺい率を超えると違法になる
- マンションやアパートのベランダは個人でリフォームすることができない
リフォームで固定資産税が増える?
ベランダは分類上「設備」という扱いですが、部屋にリフォームすることによって「居室」になり扱いが変わります。これによって床面積が増えることになりますので、その分固定資産税が上がります。
増築は建ぺい率を意識して
建ぺい率とは、敷地面積に対して建物面積がどれほどあるかの割合になります。この建ぺい率には各自治体によって上限が決められており、それを上回る建物を建ててしまうと建設基準法違反になってしまいます。
ベランダは建築面積には含まれませんが、リフォームにより部屋にするとその分の面積は建築面積になります。リフォームしたらお家が違法になってしまった!という事態にならないよう、建ぺい率には注意しましょう。
集合住宅のベランダは共有部分
また、マンションやアパートなどの集合住宅において、ベランダは個人所有の専有部分ではなく全体共有の財産である共有部分という扱いになります。よって個人で好きにリフォームすることはできません。
不安な点は一度業者へ相談を
ベランダをリフォームすることによって、比較的手軽に家を広くできるかもしれません。決まりごとだけ注意して、今よりも便利なお家を手に入れましょう。
建築に関わる決まりごとには専門知識がないとイメージがしにくいものもたくさんあります。分からないことや不安なことがあれば一度業者に相談してみましょう。
【失敗しない!】プロが教えるリフォーム業者選びの7つのポイント | リフォーム見積りネット
自分にぴったりの業者を見つけられるかはとても大切です。しかし、価格だけで業者を選んでしまうと失敗するケースが多いのも事実です。今回はリフォームのプロが、ぴったりのリフォーム業者と出会うためのポイントをご紹介していきます。